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いつも心に赤い鼻、むせび泣くほど大笑い

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OPEN SESAMEのご紹介intorduction

ロネとジージが率いるとてもとても小さなアーティスト集団です。

 目指していることは…

  • 出会う人と「幸せなキモチ」を共有すること。
  • 凹んだり落ち込んだときの「心の応援団」でいること。
  • 心のお洗濯ができる場所。

 大切にしていることは…

  • 作品と技術のクォリティ。
  • 細かいプロセスを丁寧に積み上げるのが身上
  • 極上の時間を見る人に届けることが使命。

 魂に響く高いクォリティの追求に、妥協はしません。あっという間に過ぎてしまう、笑いや風刺や感動の時間を通して、人間らしい優しいゆとりに浸っていただければそれが幸せです。

クラウンは長い時代を通して、人々を笑わせ元気づけてきた、欧米では「星から来た人」とも呼ばれる伝統芸術です。

世界の各地で、厳しいクラウン教育を受けたロネとジージのグローバルな世界観が、日本人離れしているといわれる独自の芸術性を作り上げました。誰の心の中にも住んでいる、「ワン・アップ・マン・シップ」をロネ&ジージは笑います。

この「ワン・アップ・マン・シップ」というのは、「誰かよりも少し上に位置していたい」という人間の願望で、映画ではチャップリンの「独裁者」で、ヒトラーとムッソリーニの床屋でお互いの椅子の高さを競うシーンが代表的な例ですが、「誰かより可愛がられたい」、「誰かより上に立ちたい」など日常的で普遍的なやっかいな感情です。

笑いを生み出す深い洞察力は、国籍や肌の色、性別、年齢、宗教、思想、生まれた場所や住んでいる場所など、あらゆる垣根を軽々と飛び越え、軽いタッチなのに人間の本質に迫ると国際的な評価も高く、肩書きや経済力、損得や力関係に左右されないその洞察力が生むキラリと光る笑いが身上。「長いものに巻かれない」媚びないコミュニケーションは、こどもたちから絶大な信頼を寄せられています。

作り出す過程は奥が深くても、見る側からは、クラウンの笑いはバカバカしい罪のない笑い。見る人とのコミュニケーションをていねいに築き上げていくその魅力を多くの人に広めたい!それが願いです。

OPEN SESAMEのたどった足跡

OPEN SESAMEは、1990年に、クラウン・カレッジ・ジャパン出身のGigi(ジージ当時ハムチと呼ばれていた)とRONE(ロネ)が「楽しい芸術」 を合言葉に結成したクラウン劇団です。

 結成してすぐにでも旗揚げ公演をしたかったのですが、当時は 「クラウン=道化師」 というジャンルも、ましてそれは「劇場で見るもの」だということも知っている人が少ないうえに、自分たちの技術もそ れほど高くなかったので、とにかく芸を磨くというか勉強するということに必死でした。クラウンが普及していないこの国で、 おもしろくない公演をやってしまって「ふ〜ん、クラウンてこんなもんなんだ、もうわかったからいいや」と思われてしまうことは、クラウン文化がはじまったばかりのこの国では、クラウン全体にとってマイナスだと思ったからです。 

当時すでに、ショーをやる機会がないわけではありませんでした。 お芝居の劇団の役者さんとちょっと違って、クラウンはある程度の技術を持てば単発でもギャラ(つまり仕事として)をもらって実際に演じるチャンスが多く、 アルバイトをしなくてもプロとしての生活が良くも悪くもできるようになるからです。

初期のステージ

実際にお客さんの前で ショーをやることは楽しかったし勉強になることもたくさんあったけれど、私たちはやっぱりどこよりも劇場が好きで好きでいつかはそれを専門 にしたいと思っていました。私たちは、「劇場のチャップリン」になりたかったのです。やる場所に合わせたパフォーマンスと自分たちが劇場でや りたい演劇的クラウン、 その間で迷ったり悩んだり、あるときは仕事がなくて生活に困窮したり、そんな状況のなかでやっと劇場での公演をはじめたのは、 結成から3年目の1993年夏でした。

年に2回、お盆とお正月という公演をやるようになったのはそこからです。そして、そこからどこの劇団でも抱える悩みがはじまりました。 「どうしたら、見に来てくれるお客さんが増えるんだろうか…?」。 「公演を見たい!」という声と、実際に劇場に足を運んでくださるお客さんの数のギャップに、何度倒産しかかったか数えきれません。実際に見に来てくれるお客さん、自分は行けないけれどお友達へのプレゼントにとチケットを買ってくださるお客さんが支えでした。

「きっと必要としている人がいる、その人たちの手に届くように」という思いと、「一度見たら、劇場に行かずにはいられなくなるほどの作品を作る」、このふたつを達成するためにできることは全部やろうと思いました。 雑誌の表紙

バブルの崩壊後、イベントやフェスティバルなどが大幅に減り仕事が激減したこともあり、1997年に活路を海外に見出す 試みのひとつとしてはじめてクラウンキャンプに参加。5分のパフォーマンスで観客を総立ちにさせたRONE&Gigiは翌年からインストラクターとして招聘されることになりました。ここではじめてクラウン劇団OPEN SESAMEの正式名称がが、Japan Theater Clown Company "OPEN SESAME"となります。誰もがクラウンを知っている国でのショーや授業は、彼らに新たなスキルをもたらし国内での公演にも反映しました。ここからアメリカでの評価は毎年うなぎのぼりで2001年にはクラウンキャンプ初の外国人クラウンとしてがキャラクター・ロゴを飾り雑誌の表紙にもなりました。が、日本での観客動員は伸びず苦しい公演が続きます。

海外でのタイトルをとれば日本でもクラウン自体が注目されるようになるかもと思い、

  • 2002年クラウンズ・インターナショナル(イギリス)最優秀クラウン賞、
  • 2003年モンテカルロ国際クラウン・フェスティバル第二位銀賞、
  • 2004年ポートランド・コメディ・フェスティバル(アメリカ)第一位、と観客が選ぶベスト・クラウン賞のダブル受賞、

と3年連続で頑張りました。が、審査委員長のモナコのステファニー王女とのツーショットはついに日本のメディアに出ることはありませんでした。表彰式には各国のメディアが来ていたのですが、クラウン文化のない日本ではクラウンのコンクールで日本人が入賞したと連絡が入っても、クラウンが何のことだかわからなかったのです

「まだ日本のお客さんは眠っているだけなんだよ、必ずいつかバラの花の香りに心地よく目を覚ますから立ち止まってはいけない、君たちは小さな赤いバラの花なんだから」・・・「Keep Going !」、「Don't Stop!」、落ち込むたびに、声を上げて励ましてくれたのは、イギリスやアメリカなど海の向こうの友人やお客さんたちでした。日本にも応援してくださる方たちがいるのだけれど、セサミのお客さんはこころの中で応援してくれるおとなしい方が多いのです。最近少しづつ、時間をかけてご自分の地域にクラウンやOPEN SESAMEを紹介してくださったり、グループで公演を見に来てくださったりというアクティブな動きが出てきているのは本当に心強く有難いことです。

2005年6月、愛知EXPOの市民プログラムとして、アメリカのクラウンキャンプのプログラムが招聘されました。アメリカはもちろん、イギリス、マレーシアなどから100人以上のクラウンがやってきたワールド・クラウン・フェスティバルinジャパンが それです。ちょっと複雑な経緯でアメリカ側のインストラクターとして参加したわけですが、EXPO会場で2日間にわたった国際クラウン会議のパネリストのひとりとして、RONE&Gigiははじめてパブリックの場で日本を代表するクラウンと呼ばれました。 なんとか日本でもたくさんの人に知って欲しいと、海外でいくつもの賞を受賞してきたことがやっと評価されはじめ、はじめて出会うたくさんのお客さんに直接「頑張れ!」 と声をかけてもらえたことは本当に嬉しいことでした。

また、10月にはシンガポールのラッフルズ・ホテルでの劇場公演が実現。日本のブレーンのテクニカル・スタッフと一緒に、日本国内での公演のスタイルにかなり近い形で RONE&Gigi公演をやることができました。同時期にシルク・ド・ソレイユの「キダム」、ニューヨークから「ストンプ」が開幕したので、そんなビッグ・ネームと比較されてしまうことが大きなプレッシャーでしたが、シンガポール政府の青少年教育関連サイトにはなんと「シルク・ド・ソレイユの”キダム”よりも良かった」という批評が掲載され、 それを見たときには目を疑いましたが、ほんとうに、本当に嬉しかった!

この劇団の基本方針は、クラウンの作品を劇場で上演する、ということ。

OPEN SESAMEは「劇場での創作活動にこだわるクラウンの集合体」です。劇場での創造活動は、ゼッタイに一人ではできません。いろいろなジャンルのテクニカル・アーティスト、もちろんクラウン、それを舞台裏で支えるクルー、客席やロビーのことお客さまの対応をするスタッフなど、多くの人の力が結集して出来上がる総合芸術です。普段ソロやデュオでやっていても、それぞれが公演するときにはお互いに協力しあったり、時には一緒に作品を創ったり、そしてその作品のテイストが大好きなクラウンの集まり、それがOPEN SESAMEの目指すところです。

クラウンというのは俳優と違ってソロでもできるため、劇団を構成することがあまりありません。また、誰にでもすぐにできそうに見えて、実は演じていないように見えるレベルの演技力が求められるので修業期間が長くすぐに結果が出ないことから、クラウンになりたいといって勉強をはじめても最後まで残れる人は少ないのが現実です。ルーツがヨーロッパの伝統芸術ですから、お手軽なように見えて実は、本当は基本的な技術を修得するだけでも、日本の歌舞伎や中国の京劇などのように、一人前になるのにとても時間がかかる職業なのです。

OPEN SESAMEはいつも「誰のためにやるか?」を考えます。そして作品は、「出会った人が幸せなキモチになって劇場を後にしてくれること」が基本です。

演じていることを感じさせないクラウンの演技が共感を呼ぶ失敗を繰り返し、初期のステージ見ている人の口元を緩ませ、ときには息もできないくらいに笑わせたり、おかしいのに涙が流れてしまったり、しゃべらないのにセリフが聴こえているような錯覚を起こさせる確かなストーリーなど、強烈な演劇性を持つ一方で、ジャグリングやイリュージョン、マジックやクラウニング、マイムを駆使したサーカス的なシーンのつなぎに緊張感。「笑って、泣いて心のお洗濯」「圧倒的なプロの力」が、OPEN SESAMEの世界です。

見に来てくださるお客さんの男女比は、アンケートによると5:5。
下は1歳児から、上は最高102才の方まで、幅広い年齢層が、OPEN SESAMEの客席の特長です。幼稚園や保育園ではじめてクラウンを見た子供たちや、イベントなどでクラウンと出合った方が劇場にも足を運んでくれたり、逆に劇場でOPEN SESAMEを知った方がイベントなどに遊びに来てくださるなど、お客さんとのもうひとつの交流も特長かもしれません。

2004年5月から劇団の運営は、有限会社at SESAMEとして活動するようになりました。アーティストが生活できるようにするためにとった活路です。法人格を持つ劇団が営利企業とみなされるのかどうかは、最近でも大きく意見が分かれるところです。公共施設などでも、NPO法人以外はすべて営利団体とみなすところも少なくありません。

スタッフを何人も抱えた大きな団体に見えるけど、本当は少人数で必死に頑張っている明るいクラウン劇団、それが、OPEN SESAMEです。どんな経緯でこのホームページにジャンプして来てくださったのかはわかりませんが、是非、これだけはお願いしたいのは、「ナマを観に来てください!!」ということです。

ストリートでもイベントでもクラウンは見ることができるかもしれません。 でも、劇場でのクラウンの作品はでは劇場でしかできないことをやっています。ビデオでもOPEN SESAMEの作品は観ることができます。それでも、ナマの舞台が100なら、映像は1なのです。

人生を賭けてそこにいるクラウンたち、それを見守るお客さん達とのキモチの交流が創り出す、なんとも言葉で説明できない不思議な空間。それが、劇場。そして、OPEN SESAMEです。

1年に2回くらいの公演です。是非一度、ご来場になってみてください。

劇場でお会いしましょう!!

あなたの笑い声、あなたの笑顔を楽しみにお待ちしています。


イラスト

Infomation情報

クラウン劇団OPEN SESAME

〒140-0013
東京都品川区南大井6-7-7-302
TEL.03-3762-1535
FAX.03-3762-1535